レバレッジとは、実際に持っている資金の何倍、何百倍の大きな額の取引を行う事が出来るシステムを表しています。
上記の例でいうと
1ドルが100円の時に1万ドル取引しようとすると、100×1万ドルで通常は100万円が必要になります。しかしレバレッジを25倍に設定することで、わずか4万円の証拠金で1万ドルの取引が出来るようになるのです。
【計算式】
100円×1万ドル÷レバレッジ25=4万円
【レバレッジのリスク】
例えば100万円の取引が可能をする時、レバレッジは10倍に設定すると、10万円の証拠金で取引が可能です。
しかしこの100万円が、例えば80万まで減ってしまった場合、
100万円-80万円で、損失額は20万円になりますよね。
この場合、預けていた証拠金10万円を損失額が超えてしまったため、追加でさらに10万円が必要になってしまいます。
一見便利に見えるレバレッジですが、取引が大きくなればなるほどリスクが比例して大きくなっていきます。
しっかりとリスクを理解した上で行うようにしましょう。
レバレッジ規制とは?
金融庁より内閣府令です。
2010年8月1日よりFX取引を行う上でのレバレッジの上限を最大25倍、2011年には25倍に制限する、という内容のものです。